バナナプディング
バナナプディング
Banana Pudding
アメリカ南部で愛されるバナナとカスタードの重ねるデザート
バナナプディングは、アメリカ南部で長く親しまれてきた家庭の定番デザートです。バナナ、バニラ風味のプディング、クッキーを重ねて冷やし、ホイップクリームやメレンゲをのせて仕上げます。ホームパーティーやバーベキュー、家族が集まる食卓だけでなく、BBQレストランなどでも、大人数で取り分けて楽しむデザートとしても人気があります。
現在のバナナプディングに欠かせない存在が、「Nilla Wafers」と呼ばれる小さな丸いバニラ風味のクッキーです。日本で一般的にイメージする薄い層状のウエハースとは異なり、サクッとしたビスケットに近い焼き菓子。1920年代頃から、それまで使われていたスポンジケーキに代わってバナナプディングに使われるようになり、1940年代にはNabiscoがパッケージにレシピを掲載したことで、定番の組み合わせとしてさらに広まりました。
冷蔵庫で時間をおくと、クッキーがプディングの水分を吸ってやわらかくなり、バナナやカスタードと一体になります。作りたてとは異なる、しっとりとしたケーキのような食感も、このデザートならではのおいしさです。
アメリカでいう「プディング」は、卵を固めて作る日本のプリンとは少し異なり、牛乳に砂糖やバニラを加え、コーンスターチでとろみをつけた、やわらかなクリーム状のデザートを指すことが多くあります。実際に、アメリカのバニラプディングやバナナプディングのレシピでは、コーンスターチを使ってなめらかに仕上げる方法が広く見られます。
このレシピでは、卵黄とコーンスターチを使ったなめらかなカスタードを電子レンジで手軽に作ります。本場で定番のNilla Wafersは日本では手に入りにくいため、身近なバタークッキーで作りやすくアレンジしました。バナナ、カスタード、クッキーを重ねて一晩冷やし、仕上げにたっぷりのホイップクリームを広げます。
前日に作っておけるので、おもてなしのデザートにもぴったり。大きな器からスプーンですくって、家族や友人と気軽に楽しんでください。
