チリコンカン
チリコンカン
かんたんでおいしい、温かなアメリカの家庭の味
チリコンカン(チリコンカルネ)は、アメリカの代表的なコンフォートフードのひとつ。コンフォートフードとは、アメリカではマカロニチーズやチャウダー、パイなどの小さい頃から慣れ親しんだ、懐かしくあたたかな家庭の味のこと。昔から作られてきた家庭料理なんですね。
Chili con Carneの名は、スペイン語で「肉のチリ」という意味。チリコンカンの起源には諸説ありますが、一般的にはテキサス州がこの料理の発祥の地とされています。チリコンカンの作り方や食べ方には、アメリカの地域によっていくつかの違いがあって、テキサス州では豆を入れないのが伝統的で「テキサスの赤いチリ」とも呼ばれます。主に肉とチリペッパーで構成されスパイシー。ハワイを含む他の地域では、豆が入ったレシピが一般的で、よりマイルドな味つけ。チリコンカン単体で食べられることもありますが、クラッカーやコーンブレッドを添えたり、ナチョス、ホットドッグ、バーガーとして食卓に並びます。ハワイのダイナーでは、ご飯と一緒にサーブされることが多いですね。チーズ、サワークリーム、そしてみじん切りにした玉ねぎをトッピングするのが一般的です。
アメリカでは数種類のスパイスを使う方法が多いチリコンカン。このレシピは、日本の家庭でよりかんたんに作れるようにタコシーズニングを使っています。チリコンカンがあなたのおうちのコンフォートフードになりますように。