海外の料理に興味はあるけれど、「この料理って、いつどんなときに食べるものなんだろう?」と思ったことはありませんか?
レシピだけを見ても、その料理が日常の中でどんなふうに登場するかが分からないと、なかなかピンとこないものです。
実は、料理そのものだけでなく、“いつ・誰と・どんなふうに食べるか”という背景を知ることで、海外の料理はもっと身近に、もっと楽しくなります。
今回は、アメリカやハワイで親しまれている5つの定番料理と、それぞれの「食べるシーン」をご紹介します。
1. ガーリックシュリンプ(ハワイ)
ハワイのローカルフードとして知られるガーリックシュリンプは、ビーチ帰りに食べる定番メニュー。
ノースショアの屋台(フードトラック)でプレートランチとして提供されることが多く、ごはんと一緒にカジュアルに楽しみます。
「手で食べてもOK」「豪快にガーリックが効いていて最高!」そんな気軽な雰囲気が魅力。
家族で外出したあとや、友人との気取らない集まりにもぴったりの一品です。
2. バーベキューリブ(アメリカ本土)
甘辛いソースがたっぷりからんだバーベキューリブは、週末やホリデーシーズンの定番メニュー。
庭でのバーベキューや、7月4日の独立記念日など、みんなで集まるイベントに欠かせない料理です。
屋外でワイワイ楽しむ場面でよく登場するので、大皿でどーんと出して、手で豪快に食べるスタイルが基本。
にぎやかなパーティーやホームエンターテイニングにぴったりです。
3. ポテトサラダ(アメリカ全土)
アメリカ式のポテトサラダは、バーベキューやピクニック、ポットラック(持ち寄りパーティー)でよく出てきます。
日本のさっぱりしたポテトサラダとは違って、マヨネーズベースでコクがあり、ピクルスやマスタードが効いているのが特徴。
主役ではないけれど、メイン料理を引き立てる“定番サイド”として親しまれていて、おかわりされることも多い人気者。
気軽に作れて、大勢で楽しむシーンにぴったりです。
4. パンプキンパイ(秋のホリデー)
パンプキンパイは、アメリカの感謝祭(Thanksgiving)やクリスマスに欠かせないスイーツ。
秋になるとスーパーに並びはじめ、家庭の味として多くの人に愛されています。
食事のあと、みんなで温かい飲みものと一緒にゆっくり味わうのが定番のスタイル。
日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、季節のデザートとして取り入れてみるのも楽しいアイデアです。
5. セブンレイヤーディップ(カジュアルパーティー)
セブンレイヤーディップは、7つの具材を重ねた見た目も楽しいディップ料理。
アメフト観戦の集まりや、友人とのカジュアルなホームパーティー、ポットラックなどで人気です。
テーブルの中央にどーんと置いて、トルティーヤチップスで自由にすくって食べるスタイル。
気取らない“つまめる”料理として、パーティー初心者にもおすすめです。
まとめ:料理は「味」だけでなく、「いつ・どんなふうに食べるか」も大切
レシピを見て真似するだけでなく、その料理がどんな場面で食べられているのかを知ると、よりリアルに、より楽しく感じられます。
ADKCでは、こうしたアメリカやハワイの家庭料理を、文化やシーンごとに丁寧に紹介しています。
料理を通して、「なるほど、こうやって楽しむんだ!」と体験することが、食卓の幅を広げる第一歩です。
AlohaDays Kitchen Club(ADKC)について
AlohaDays Kitchen Club(アロハデイズキッチンクラブ)は、日本にいながら、ハワイやアメリカの人気メニューやおもてなしを楽しく学べる、オンライン中心の料理教室です。毎月のレシピ動画やZoomでのライブ講座にくわえて、調理のコツや道具、食材について学べる講座、そして季節ごとの対面イベントも開催。自宅でのんびり学びながら、リアルな交流も楽しめるハイブリッドなスタイルが特徴です。
スタイルの特徴は、日本のキッチンで作りやすい本格的な味と、おうちで楽しめるあたたかなおもてなし。見た目も華やかでおいしいのに、むずかしくないレシピがそろっていて、忙しい日々の中でも気軽にチャレンジできます。
「家族や友人が喜んでくれた」「料理がもっと楽しくなった」と、多くの方が料理を通じて大切な人との時間をより豊かにしています。
講師紹介とADKの背景
メイン講師の百合子先生は、ハワイ出身の夫との結婚をきっかけに、25年以上にわたってハワイの家族との交流を重ね、アメリカやハワイでの家庭料理に親しんできました。さらに、アメリカ本土やパリでも料理を学んだ経験があります。
ADKのレッスンは、料理やライフスタイルの雑誌にも紹介されています。テーマは「ハワイのローカルフード」「世界の家庭料理」「おうちで楽しむライフスタイル」など、日々の暮らしをちょっと楽しくしてくれる内容ばかりです。