特別な日じゃなくても、ちょっと素敵に。日常のテーブルコーデ術

「今日はふつうのごはんだけど、なんだか気分が上がったな」
そんな日があると、日常が少し豊かに感じられます。

テーブルコーディネートというと、
「特別なイベントのときだけ」「センスが必要そう」「時間がかかりそう」
そんなふうに思われることも多いかもしれません。

でも実は、ほんの少し意識を変えるだけで、いつもの食卓がちょっと素敵に見えるようになります。

ここでは、日常の中で気軽に楽しめるテーブルコーデのコツを3つご紹介します。

コツ①:色を3色以内にしぼってみる

テーブルに使う色を「ベースカラー+アクセント1〜2色」にしぼると、自然とまとまりが出ます。

たとえば:

  • ベージュ+白+グリーン(ナチュラルで優しい印象)

  • ネイビー+白+シルバー(大人っぽくすっきり)

  • チャコールグレー+黒+ゴールド(落ち着きのあるシックなコーディネート)

ADKCでは、ブラックプレートやチャコールグレーのテーブルクロスなど、あえてダークトーンをベースにするスタイルもよく取り入れています。
そこにシルバーのカトラリーやゴールドのアクセントを加えると、控えめなのに華やかで、洗練された印象に仕上がります。

お皿やクロスをすべて変える必要はありません。
家にあるものを“色”で組み合わせてみるだけで、テーブル全体の雰囲気が整います。

コツ②:「抜け感」とバランスを意識する

お皿やカトラリーをまっすぐピシッと並べるだけでなく、
少し角度を変えたり、余白を取ったりして“抜け感”やリズムを出してみましょう。

たとえば:

  • 大皿と小皿をずらして重ねる

  • グラスの高さを変えてリズムを作る

  • クロスの端を少しゆるくたらす

こうすることで、気取らないけれど洗練された印象になります。
「全部同じ器じゃないとダメ」と思わなくてOK。色や雰囲気をそろえれば、形が違っていても素敵に見えます。

コツ③:自然素材をひとつ取り入れる

木のプレート、リネンのクロス、麻のランチョンマット…
自然素材をひとつ加えるだけで、あたたかみのあるテーブルになります。

さらに:

  • 季節のグリーン(庭のハーブでもOK)

  • 小さなフラワーベースに1輪の花

  • フルーツをそのまま飾る

これだけで、食卓に季節感とナチュラルな美しさが生まれます。
食べられるものや身近なもので大丈夫。無理なく楽しめる範囲で、十分です。

まとめ:完璧じゃなくていい、“ちょっと”が日常を変える

テーブルコーディネートは、自分のための“ちょっとした気づかい”でもあります。
完璧じゃなくて大丈夫。少しだけ気にしてみることで、ふだんのごはんが
もっと楽しく、もっと心地よく
なる。

お皿やクロスは、料理と同じように**“自分らしさ”を表現できるアイテム**。
今日は何を使おうかな?と考える時間が、きっと日常を少し豊かにしてくれます。

AlohaDays Kitchen Club(ADKC)について

AlohaDays Kitchen Club(アロハデイズキッチンクラブ)は、日本にいながら、ハワイやアメリカの人気メニューやおもてなしを楽しく学べる、オンライン中心の料理教室です。毎月のレシピ動画やZoomでのライブ講座にくわえて、調理のコツや道具、食材について学べる講座、そして季節ごとの対面イベントも開催。自宅でのんびり学びながら、リアルな交流も楽しめるハイブリッドなスタイルが特徴です。

スタイルの特徴は、日本のキッチンで作りやすい本格的な味と、おうちで楽しめるあたたかなおもてなし。見た目も華やかでおいしいのに、むずかしくないレシピがそろっていて、忙しい日々の中でも気軽にチャレンジできます。

「家族や友人が喜んでくれた」「料理がもっと楽しくなった」と、多くの方が料理を通じて大切な人との時間をより豊かにしています。

講師紹介とADKの背景

メイン講師の百合子先生は、ハワイ出身の夫との結婚をきっかけに、25年以上にわたってハワイの家族との交流を重ね、アメリカやハワイでの家庭料理に親しんできました。さらに、アメリカ本土やパリでも料理を学んだ経験があります。

ADKのレッスンは、料理やライフスタイルの雑誌にも紹介されています。テーマは「ハワイのローカルフード」「世界の家庭料理」「おうちで楽しむライフスタイル」など、日々の暮らしをちょっと楽しくしてくれる内容ばかりです。

 

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