おもてなしのとき、
「見た目がちょっと特別で、手軽に作れる料理があればいいのに」
と思ったことはありませんか?
そんなときにぴったりなのが、フィンガーフード。
ひと口サイズで食べやすく、盛りつけ次第でテーブルがパッと華やかになります。
でも、「細かい作業が多くて難しそう」「何をどう組み合わせればいいのかわからない」と感じる方も多いはず。
実は、ちょっとしたコツを押さえるだけで、初心者でも見映えのするフィンガーフードが作れるんです。
ここでは、ADKCのレッスンでも大切にしている**“華やかに見せる3つのポイント”**をご紹介します。
コツ①:組み合わせは “3パーツ” で考える
どんな素材を使えばいいか迷ったら、まずはこの3つのパーツで考えてみましょう。
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ベース(クラッカー、野菜、パンなど)
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スプレッド(クリームチーズ、ディップ、パテなど)
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トッピング(生ハム、フルーツ、ハーブなど)
たとえば、
クラッカー+クリームチーズ+シャインマスカット
キュウリの輪切り+サワークリーム+スモークサーモン
この3パーツを意識すると、手軽なのに立体感のある一品が完成します。
準備も盛りつけもラクなので、おもてなしにもぴったりです。
コツ②:色と高さで“映え”を演出
フィンガーフードを華やかに見せるなら、**「色」と「高さ」**がポイントです。
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トッピングに**赤(トマト、ベリー)や緑(ハーブ)**を加える
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スプレッドを少しこんもりと盛ることで立体感を出す
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エディブルフラワーやミントをひと葉添えるだけでもパッと印象が変わる
目で見て「わあ!」と感じてもらえる料理は、写真映えも抜群。
派手すぎないナチュラルな彩りを意識すると、テーブル全体に統一感が生まれます。
コツ③:並べ方に「動き」をつける
料理が完成したら、どう並べるかも大切なポイント。
まっすぐキレイに並べるよりも、リズムや流れを感じる配置を意識すると、一気にプロっぽく見えます。
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小さな器と大きなカッティングボードを組み合わせる
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三角形や曲線を描くように並べてみる
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全体の中に“高さのあるもの”を1つ加えて、視線の動きをつくる
こうした「動き」は、写真を撮ったときにも効果的。
ワンプレートでも、テーブル全体でも、視覚的な工夫を楽しんでみてください。
まとめ:フィンガーフードは、簡単なのに特別感がある料理
フィンガーフードは、作る人にも食べる人にもやさしい料理。
小さな工夫で、おうちのテーブルがレストランのように華やかになるのが魅力です。
はじめての方も、まずは1〜2種類から気軽に試してみてくださいね。
見た目のかわいさと、作りやすさにきっとハマるはずです。
AlohaDays Kitchen Club(ADKC)について
AlohaDays Kitchen Club(アロハデイズキッチンクラブ)は、日本にいながら、ハワイやアメリカの人気メニューやおもてなしを楽しく学べる、オンライン中心の料理教室です。毎月のレシピ動画やZoomでのライブ講座にくわえて、調理のコツや道具、食材について学べる講座、そして季節ごとの対面イベントも開催。自宅でのんびり学びながら、リアルな交流も楽しめるハイブリッドなスタイルが特徴です。
スタイルの特徴は、日本のキッチンで作りやすい本格的な味と、おうちで楽しめるあたたかなおもてなし。見た目も華やかでおいしいのに、むずかしくないレシピがそろっていて、忙しい日々の中でも気軽にチャレンジできます。
「家族や友人が喜んでくれた」「料理がもっと楽しくなった」と、多くの方が料理を通じて大切な人との時間をより豊かにしています。
講師紹介とADKの背景
メイン講師の百合子先生は、ハワイ出身の夫との結婚をきっかけに、25年以上にわたってハワイの家族との交流を重ね、アメリカやハワイでの家庭料理に親しんできました。さらに、アメリカ本土やパリでも料理を学んだ経験があります。
ADKのレッスンは、料理やライフスタイルの雑誌にも紹介されています。テーマは「ハワイのローカルフード」「世界の家庭料理」「おうちで楽しむライフスタイル」など、日々の暮らしをちょっと楽しくしてくれる内容ばかりです。